「心」を「亡くす」、「忙しい」
「忙しい」と言っている人を見かけるけど、なぜそんなに忙しいアピールをするのだろう…
こんな疑問を持ったことはありませんか?
今回は、「忙しい」とアピールしている人が何を考えているのかについてお話していこうと思います。
この記事の概要
1.忙しいアピールをする人の特徴
・時間に追われている
・心に余裕がない
・アドバイスを受けない
・優先順位が曖昧
2.なぜ忙しいアピールをしてしまうのか
3.忙しいアピールをする人への対処法
4.まとめ
1.忙しいアピールをする人の特徴
・時間に追われている
忙しいと言っている人は、時間管理がうまくできていない可能性があります。
1日の計画を立てることがまずできていません。
締め切りぎりぎりでしか動かなかったり、今やるべきことではない部分に力を入れて取り組んでいたりするのです。
そうすると、
やらなくても良いことをしてしまう→時間が無くなる→本当にやるべき事ができなくなる→切羽詰まって忙しくなる
こんな負のループに陥ってしまいます。
・心に余裕がない
心に余裕がないと、周りも見えず、自分の現状を把握することもできなくなってしまいます。
ただただ目の前にある課題をこなしたり、不安に思っていることを永遠と考え続けたりしてしまうのです。
しかし、忙しいと思い込んでる人はこの状態にも気づくことができません。
自分には時間が足りない。そう思っているので、自分を見つめなおす時間も確保できないと考えてしまうのです。
・アドバイスを受け入れない
忙しいアピールをしていれば、周りは気にかけて改善策やより良いやり方を提示してくれたりもするでしょう。
それでもなぜ忙しさは変わらないのか
それはその人が「アドバイスや助言を聞き入れる姿勢を持っていないから」なのです。
忙しいアピールをする人は「忙しくする」という目的でこの思い込みを作り上げている可能性があります。
無意識のうちに、忙しいほうがかっこいいとか、仕事がたくさんあると自分が価値のある人間だと思うことが出来ると考えている部分があるかもしれません。
そんな人は、アドバイスや助言を受けても耳を傾けません。
アドバイスをもらえなくなったら最後、「どうせ言っても聞かない」と思われて見放されてしまうでしょう。
・優先順位が曖昧
忙しいという人は、やらなくても良いことをやってしまっていたりします。
これは、「物事の優先順位をつけられていない」からです。
・今やるべきこと
・後回しできるもの
この2つを意識できていない可能性が高いのです。
2.なぜ忙しいアピールをしてしまうのか
忙しいアピールをする人は、「承認欲求が強く、自分の実力を認めてもらいたい」という心理があります。
確かに忙しくしている人の方が有能なイメージがあります。
しかし、本当に忙しい人は忙しいアピールなどしません。
忙しくならないような仕組みづくりをしているので、忙しいと感じることがあまりないのです。
また、「本当は自信がない」ことも挙げられます。
本当は自信がないけれど、周りには強く見せたい「かっこつけ」の人ができる人アピールをしてしまうのです。
3.忙しいアピールをする人への対処法
1番で挙げたように、忙しいアピールをする人は「本当は忙しくなく、時間管理が下手」だということがよくあります。
本当に忙しい人は黙々と処理することを優先するので、わざわざ他人にアピールをする必要がないことも理解しています。
アピールをしている人は、認めてもらいたくて話している可能性が高いので
「大変そうだね💦」とだけ返しておきましょう。
ぐうたらしていることが分かった時に「あれ?忙しいんじゃないの?」と返すことも相手にはダメージを与えられるとは思いますが、おすすめはしません。笑
相手が満足すれば機嫌が良くなってその場を丸く収めることができるので、なんとなく肯定してみてください。
4.まとめ
忙しいとは、「心」を「亡」くす と書きます。
忙しいと思い込んでいると、時間や仕事に追われて本当に目指すべき目標を見失うかもしれません。
心を亡くしてしまっては、人生も楽しくなくなってしまいます。
忙しくなってしまわないように、「1日のタイムスケジュールを立てる」ことをおすすめします。
習慣ができると、本当に忙しくなった時でも自然と対応できるようになるでしょう。
「忙しい」という言葉は誰に対しても良い影響を及ぼしません。
「この人は自分のキャパシティも理解できていないような人なんだ」と思われる可能性もあります。
忙しいと感じてしまった時は、一旦立ち止まることも大切です。
また、忙しいと頻繁に言う人からは逃げてください。
あなたの価値観まで変わってしまう恐れがあります。
忙しくしてしまわないように、気を付けていきたいですね。