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怒りは他者を屈服させる道具ではない

皆さん、感情に任せて怒ることはありますか?

 

突発的な感情に任せて机を叩いたり、物を壊したり、そんな怒り方をする人も中にはいるかも知れません。

 

では、“なぜ” 机を叩いたり、物を壊したりするのでしょうか。

 

それは怒りを「他者を屈服させるための道具」として捉えているからだと思います。

 

本当に「よーし、机を叩いてビビらせて、こいつを屈服させてやろう!」と思っている方は少ないと思いでしょう。

 

ですが、“なぜ” その行動をするかと考えた時に、明らかに「対等に話し合う」という気持ちはその人にありません。

 

「他人を自分の思い通りに動かしたい」その気持ちが外に溢れ出している状態にあるでしょう。

 

仮に、初めから対等に話そうとしているのであれば、突発的な感情に任せてそういった行動は取らないはずです。

 

人間は、「怒り」という感情を使わずともコミュニケーションが取れます。

 

怒りを使ってしまうと、お互いが嫌な気持ちになり、人と人を引き離してしまいます。

 

そうならないために、自分の感情も相手の感情も揺さぶってしまわないよう、「話し合い」が重要になります。

 

仮にあなたが嫌な気持ちになった場合

 

「どういう部分が嫌で、どう改善して欲しいか」まで伝えるようにした方が良いと思います。

 

そうすることによって、仲違いのリスクを減らし、さらには仲も深まるでしょう。

 

しかし、怒ってしまいそうなほど嫌な場面ですから、先程の伝え方でもお互いに納得できない部分も出てくることがあると思います。

 

「納得ができない」ということは、「相手は間違っている」と、少なからず思っている部分があるということです。

 

そして、「相手は間違っている」という思い込みは「だから私はこの話し合いに勝たなければいけない」という、勝ち負けを争うことになってしまう可能性まであります。

 

そうすると、たとえ「怒り」という感情を使わずとも、お互い嫌な気持ちになってしまいます。

 

そうすることを防ぐために「建設的な話し合い」を心がけることをオススメします。

 

建設的な話とは「お互いが現在よりも良い状態にしようと歩み寄る前向きな話のこと」という意味です。

 

仮にあいてが不平不満ばかり言う人だった場合、まずはあなたが歩み寄ってみましょう。

 

そして、お互いがその様な気持ちで、不平や不満があってもどこまで妥協できるか、どこまで相手の希望を受け入れるかなどを摺り寄せ合って、良い方向に進めて行く為の話し合いになるようにしてみましょう。

 

感情的な怒りに任せて他者を屈服させ、自分の思い通りに動かしても、信頼関係は崩れ、良い人間関係を築けなくなってしまいます。

 

「怒り」は、他者を屈服させるさせる道具では無いのです。

 

そして、それを回避するために「どういう部分が嫌で、どう改善してほしいか」それを伝えるようにしてみてください。

 

もしもそれでも納得されなかった場合、

「建設的な話し合い」が出来るように、歩み寄る気持ちを持ってみてください。

 

不平不満を言い合っても現状は変わりません。

なので、「その時できること」は、「どうすればより良くなるか」になります。

 

なるべく前向きに思考を進めていきましょう◎

 

イライラしてしまった時は、怒りを使わない方向で、お互いが気持ちよく解決出来ると良いですね🍀

 

 

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