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幸せになる勇気を読んで

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「悪いあの人、かわいそうな私」これはよく私たちが愚痴などを言う時に話す内容だ。

 

愚痴は、「あの人がこうだったから、私が不利益を被ってしまった」大体はこんな話だろう。

 

私もそうだった。周りの人は自分が選択しているし、環境だって自分で変えられるのに、「あの人が悪い」と言ってしまう。

このような言い方は、なぜか「自分は悪くない」と守りの姿勢に入っているように見える。

 

確かに、「悪いあの人」の事を話すと、友人は「それは辛かったね、それはあの人が悪いね」などと共感し、慰めてくれる。

そうすれば、自分の承認欲求は満たされ満足出来るだろう。

 

しかし、これで問題の本質は解決しているのだろうか。

 

この本を読むまではこの一番重要な部分に気づけていなかった。

愚痴を話し、「悪いあの人、かわいそうな私」を語っても、起きている問題(愚痴を話してしまうような状況)の解決には繋がらない。

このやり方をしていると、また傷ついた時には癒しを求めたくなって、人に依存して、そのループが永遠に続いてしまう。

 

だからこそ、「これからどうするか」を考えなければいけないと知った。

過去の悲劇を思い返して語っていても現状は何も変わらない。

「これからどうするか」という、前向きに明日からの日々をより良くする具体的な解決策を出すことが大切だと学ぶことが出来た。

「悪いあの人、かわいそうな私、これからどうするか」この3つを意識して生活していきたい。

 

また、「ありのままの自分を受け入れる」という言葉もすごく印象に残った。

アドラーは、「人は自分に価値があると思えるときだけ勇気を持てる」と言う。

そしてこれは、「この私を受け入れられる」ことである。と話していた。

 

現代はテストの点数や成績など、わかりやすいもので自分の価値が計られてしまう。

だからこそ、出来ない部分がよく分かるし、そこで自信を失ってしまうことも少なくはない。

 

私も数字で何度も落ち込んだことがある。しかし、今ならば前ほど落ち込んでしまうこともないだろう。

 

それは「出来ない自分を受け入れる覚悟」があるからだ。

もちろん、出来ないままで終わらせる訳にもいかない。

しかし、一旦は出来ない自分を受け止めてみようと思う。

そこからまた自己分析をし、何ができて何が出来ないのかを明確にして改めて出来るように取り組んでいきたい。


アドラー心理学は、私の考え方や価値観、人生までも変えてくれた学びだ。

この本に出会わなければずっと愚痴を話し、ありのままの自分を受け入れようとも出来なかっただろう。

 

出来ないことは出来ないで良い。しかし、まだ出来ないことを出来ないで終わらせるには早すぎる歳だと思う。

なるべく出来ることを増やせるように、これからも色々なことに挑戦し、このアドラー心理学の教えを意識していきたい。

 

自分の人生を幸せにするために、そして周りの人も幸せにするために、まずは自分を愛していこうと思う。

 

 

〜感想〜

「嫌われる勇気」の読書感想文を書いたので、せめて「幸せになる勇気」も載せておきたいなと思って投稿しました。

次からはまた知識の展示をしていこうと思っているので、これからもよろしくお願いします!

 

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