遺伝子で決まるもの
皆さん、遺伝子でどこまで自分の身体機能や人生が変わるのか、知っておきたくはないですか?
今回は「遺伝子で決まるもの」を皆さんにお伝えしていきたいと思います。
逆に、遺伝子で決まらないものもご紹介していくので、是非最後まで読んでみてください。
1.遺伝子で決るもの
・ショートスリーパーか否か
ショートスリーパーとは、「睡眠時間が短くてもスッキリと毎日を過ごすことができ、何ら健康状態に問題のない人」の事を指します。
ショートスリーパーの遺伝子を持つ人は、「目覚めがよく、長く活動的でいられる」そうです。
睡眠時間は遺伝子によって左右されてしまうので、ショートスリーパーと思い込んで寝ない生活はやめて、しっかりと睡眠を取るようにしましょう。
・夜型か朝型か
夜の方がテキパキと物事をこなせる人、逆に、朝の方がテキパキできる人、大体はこの2つに分かれると思います。
実は、この「夜型人間」か「朝型人間」かも遺伝子で決まっています。
なので、努力しても夜型の人は朝型人間にはなれません。
しかし、朝型の人が夜の仕事をしていたり、逆に夜型の人が早朝の仕事をしていたりすることはあります。
もしもこの記事を読んでいるあなたがこのようなミスマッチをしているのであれば、見直した方が良いかもしれません。
・スプリンター向きか、持久力系競技向きか
スプリンターとは、短距離走の事です。
人の筋肉とは、縮む速度は速いがすぐに疲労する「速筋」と、持久力はあるが縮む速度の遅い「遅筋」の2種類があります。
このどちらを多く持っているかによって、短距離型か長距離型かが生まれながらにして決まってしまうのです。
そしてこれは親の遺伝子が影響しています。
・身長や体重
体重は産まれた後の食生活が影響していそうですが、実際は太りやすいかそうでないかは遺伝子で決まっています。
しかし、努力することで痩せることも出来るので、これを見た皆さんも諦めることはありません。
・足の長さ
身長や体重とは別に、足の長さまでも遺伝するそうです。
・学力
実は、学力や知能は遺伝の影響が大きいとされています。
沢山の努力をしても成績が上がらない…なんて経験をした方はいませんか?
それは工夫が足りないのではなく、遺伝の影響かもしれません。
「学力は努力と環境しだいでどこまでも伸ばしていくことが出来る」
多くの人はこんな考え方をしていて、学力に遺伝が影響されている事実を知りません。
努力しても学力が伸び悩んでいる方は、自分を追い詰めるのをやめて、学力以外の方向で才能を伸ばしていく方が良いのかもしれません。
2.遺伝子で決まらないもの
遺伝子が影響しないと言いきれるものは本当に数少なく、
・右利き、左利き
・つむじの右巻き、左巻き
などが挙げられます。
私が調べた限りではあまり見つけられませんでした…
利き手などは両親の教育が強く影響しているようです。
3.まとめ
今回は「遺伝子で決まるもの」をお伝えしました。
たいした努力もせずに人並み以上になれる得意分野があるのに、別の分野では人並み以上の努力をし続けても成果が得られない経験はありませんか?
恐らくそこには遺伝子が影響しています。
出来ないことに対してイライラしてしまったりするのではなく、「できない分野もあって当たり前。もうこれは生まれつき決まっている事だ。」
と認知することで、「出来ない自分」を認めていくことも大切です。
この機会に両親と似ている部分がないか、探してみるのも面白いですね☘