幸せを手に入れる力【セレンディピティ】
もっと小さな幸せを感じる事が出来るようになりたい…
こう思ったことはありませんか?
日常にある小さな幸せを感じることが出来ないと、何か大きな物事を達成したときでしか幸せを得ることが出来なくなってしまいます。
しかし、このような大きな幸せは得ることが難しく、幸せのハードルを上げてしまうことになるので、毎日幸せを感じることは難しいでしょう。
そこで、偶然の幸せを手に入れる力である、「セレンディピティ」についてお話ししていきます。
目次
1.セレンディピティとは
2.セレンディピティを起こりやすくする方法
・小さな幸せを探す
・行動力を上げる
・「だけど…」「でも…」を使わない
3.ゼンブラニティとは
4.まとめ
1.セレンディピティとは
セレンディピティとは、「予測していなかった偶然によってもたらされた幸運」または「偶然の幸福を手に入れる力」のことを言います。
単なる「幸運」とも思われがちですが、実はこの幸運を起こしやすくすることもできるのです。
2.セレンディピティを起こりやすくする方法
・小さな幸せを探す
まずは、日常にたくさんある小さな幸せを探してみてください。
小さな幸せが見つからないのは、見つけ方を知らないからなのです。
「綺麗な花を見かけた」「星が沢山見えた」「友達ともっと仲良くなれた」
「早起きできた」「良い天気だった」
こんな些細なことで良いのです。
まずは、これらに気付けるようになりましょう。
・行動力を上げる
幸運をつかみに行くには、動かなければ始まりません。
誘われた飲み会に顔を出してみる。今までなら断っていたであろう集まりに参加してみる。
など、フッ軽になってみてください。
どんなイベントでも、そこで出会った人があなたのキーパーソンになる可能性を秘めています。
とにかく顔を出してみて、そこにあるチャンスや小さな幸せを探してみてください。
・「だけど…」「でも…」を使わない
誰かに意見や提案をしてもらった時、なるべく批判や否定はしないでください。
「でも…」という言葉で話し始めると、それだけでチャンスを逃してしまう可能性があります。
まずは、相手の話をよく聞き、一度肯定します。
その上でどうしても納得がいかない場合は、何かそれに追加できないかを考えてみてください。
相手の意見と自分の意見で、より良い意見にできるかもしれません。
相手の意見や自分のチャンスを逃してしまうような否定の言葉は使わないようにすると、セレンディピティは起こりやすくなります。
3.ゼンブラニティとは
行動しない、常に否定的、周りを見ていない、すぐに諦める
などといった意味があります。
セレンディピティが、「能動的に行動し、ポジティブな発見や気づきを得ることが出来る」ものだとすると、ゼンブラニティはまさに真逆であると言えます。
このゼンブラニティを避けるように生活することで、よりセレンディピティを起こりやすくすることが出来るでしょう。
4.セレンディピティの具体例
Twitterは初め、社員が作ったショートメッセージを交換するツールでしかありませんでした。
それが社内で人気になり、これに気づいた幹部が、「Twitterには中毒性がある」と発見します。
そこから改良を重ねられ、商品となったものが今のTwitterです。
これは、何気ない日常からの気づきを発展させて出来たものだと言えます。
また、その幹部がTwitterをしていなければ今のTwitterもなかったでしょう。
まさにセレンディピティの1つと言えます。
・カッター
まだカミソリで紙を切っていた時代のことです。
当時の人は、すぐに切れなくなって困っていました。
しかし偶然に板チョコを割って食べている人を見かけ、「板チョコのように歯を折れるようにすればいい」とひらめいたことから、カッターが作られました。
これも、偶然による幸運の一種だと言えます。
5.まとめ
今回は、幸せを手に入れる力として、「セレンディピティ」をご紹介しました。
セレンディピティとは偶然による幸運ですが、幸運が得やすいような環境作りをしたり、人生をリメイクすることはできます。
まずは小さな幸せを見つけることから、そして徐々に視野が広がり、いつの間にか日常の中からアイデアを導くことも出来るようになっているでしょう。
ぜひセレンディピティを磨いてみてください♪