諦めてる大人
18歳の私から見ると、まだ大人子供の区別があるわけで、
20歳以上の人はなんだか自分と少し違うような気さえしてしまいます。
でも実際、年齢とはその人が「どれだけ生きたか」しかわからないので
「どう生きたか」が大事なのは承知の上で
今回は私から見た「大人」の人への偏見を語ろうかなと思います。
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歳をとるにつれて、いろんなことを学びますよね。
だから、私よりも大人の方が色々知っているわけです。
いろんな知識を得られるのならば、その分未来への可能性も広がりそうなものです。
しかし、現実はそうではないと感じます。
夢の話をした時、否定してくるのって、大人の方が多いんです。
それはなぜか、私なりに考えました。
大人の人は、得た知識を使って
「どうすればできるか」ではなく
「○○だからできない」と
このような使い方をしているのではないかと考えました。
私の夢は「自分で事業を立ち上げる」事です。
その夢について、
「事業を立ち上げる時の資金が沢山いるから、厳しいよ」
「仲間がいないと達成できないよ」
「どこにいっても競合はいるから厳しいよ」
と、知識を使って否定してきます。
なぜ、「できない理由」ばかり教えてくれるのでしょうか。
私にはそれが不思議で仕方がありません。
「資金がいるからダメ」ではなくて「資金が必要になるから、今からお金を貯めておくんだよ」と
「どうすれば夢を達成できるか」を伝えてくれる人は本当に少ないと感じます。
「仲間がいないと達成できないよ」ではなくて「将来仲間が必要になるから、今から良い仲間を探す力が必要になる。だからこういうことをして〜」など、教えてくれる人はほとんどいません。
これはなぜか、知識を得た大人たちが、知識を「できない理由として活用している」からだと思います。
人の夢に対して「できない理由」を語ってくれるのですから、その人は自分に対しても「できない理由」を語っているのでしょう。
これを私は「大人の諦め」と呼んでいます。
「できる理由」「やれる方法」はあるのに、知識がついてしまって、難しいことを知っているから諦めてしまう。
特に転職に迷っている人はそうなのかなと感じました。
今は“最高”とは言えないけど、環境を変えるとまた1からになってしまうしな…
今に不満はあるけど、変わってしまう不安の方が大きいから、現状維持で…
仕事としてはブラックだけど、人は良いからな…
となっているのではないかと思います。
これも「転職できない理由」を探していますよね。
あなたにとって、「最高の幸せ」を手に入れられていないのに、何を思い止まることがあるのか、と私は思ってしまいます。
いいや自分は未来に対してめちゃくちゃ希望を持っていて、どうすれば出来るかを常に模索しています!!という方は、そっとページを閉じてください(笑)
私がお話したいのは一種の「諦め」を持っている方に対してになります。
「自分の人生」とは、この1度きりです。
明日死んでも良いと思えるような、そんな充実した最高の毎日を送りたいとは思いませんか?
私は、どうせいつかは死ぬのなら、最高に楽しい思い出ばかりを残して死にたいと思っています。
私は学力もないし裕福でもありません。
大学も名の知れたところに行く訳でもない
それでも、自分として、最高に楽しい人生を生きたくて、今奮闘しています。
ブログを書いたのは、ビジネスライティングの力を付けたいというのも理由の1つとしてありました。
また、“伝える力”を磨きたい。というのもあります。
私のような凡人が、諦めなければ見えてくる景色があることを、皆さんにお伝えしたい。
だからこれからも頑張り続けます。
そして、私に「できない理由」を教えてくれた皆さん
正確には、何かの物事に対して「そんな簡単に変えられるわけないって…」と思っている皆さんにお伝えしたいのです。
今ここで、自分や何かに諦めて、そこで人生の楽しさを失っているのなら
今ここで勇気をだして、未来に対して諦めないでほしいのです。
今はマジでお前誰やねん…って思われると思いますが、いずれ私は結果を残します。
一生を凡人で終えるくらいなら、死んだ方がマシだと思っています。
大学の面接でも、「夢に対して、難しいと思うけど達成できると思っていますか?」と聞かれた時
「いや、達成できるかどうかじゃなくて、必ずやり遂げます。」
と言いました。笑
今思えばあれで合格が決まったのもすごいですね。
何を変えるのにも、始めるのにも、続けるのにも
絶対に難しい部分はあるし、時には本当に無理で諦めなければいけないことも出てくるかもしれません。
しかし、できない理由ばかり探すのは、もうやめにしませんか。
今ではなにか分からないことがあればGoogleやYahooがほとんど全て教えてくれます。
出来ないことなんてあまりないと思っています。
あとは気持ちの問題です。
自分にとって、「最高の幸せ」を得ることを諦めないでいたい。
私はずっとそう思い続けています。
「無理」を「できる」に変える。
そのために学べる知能がある。
無意識のうちに諦めてしまっていたことを、今、見つけ出して、変えていきませんか。
1度きりの人生、「最高の幸せ」を追求していきたいと思います。
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「イシュー」を見極める方法
仕事をやってもやっても成果に繋がらない…
こんなお悩みはありませんか?
今回は、仕事の量より質を高める「イシュー」という言葉と、その意味や考え方についてお話していきたいと思います。
イシューを知らないと、莫大な仕事の量をこなすだけの満足感の虜になってしまっている可能性があるのです。
あなたがしている「仕事」とは、なだれ込んでくるやるべき事をただこなしている、自分の体力の限界を学ぶ作業になってはいませんか?
今すぐこの記事を読んで、満足感の虜から抜け出しましょう!
この記事の概要
1.イシューとは
2.問題を見極める
3.仮説を立てる
4.分析をする
1.イシューとは
イシュー(issue)とは、一般的には「論点」「課題」「問題」と表されることが多いです。
しかし、ビジネスの場では「論じ、考えるテーマ」のことを指します。
また、イシュー度を上げることも重要視されています。
イシュー度とは、問題に対して本当に答えを出す必要性の高さのことです。
このイシュー度が低い仕事とは、誰の何の問題も解決していない、ただ本人の「満足感」だけが得られる仕事になります。
イシュー度の低い仕事では、顧客から見た時の価値はゼロに等しいのです。
2.問題を見極める
「イシュー」という言葉に対しての意味が分かったところで、今度はその中身についてお話していきましょう。
あなたはパッと思いついたことをすぐに行動に写してはいませんか?
問題や課題はすぐに取りかかるべきだと考えがちです。
しかし、これではイシューを見極めていることにはなりません。
まず問題が見つかった時にするべきなのが、本当に解くべき問題、イシューを見極めることです。
あなたの抱えている問題は「何に答えを出すためのものなのか」を理解して出来ていますか?
売上を上げるためなのか、リピート客を狙っているのか、はたまた新規顧客獲得を狙うのか、競合他社との差別化を図るのか
こういったものを明らかにしなければ、目的意識がブレて仕事に対する多くの無駄が発生します。
そうすると、生産性の高い仕事は出来ません。
生産性とは、「どれだけのインプット(投下した労力と時間)でどれだけのアウトプット(成果)を生み出せたか」で測ります。
3.仮説を立てる
イシューを見極めるには、具体的な仮説が必要になります。
「とりあえずやってみよう!」では、必要な情報や本当に分析しなければならない内容が分かりません。
例えば、「売上が上がらない原因」では何に答えを出せばいいのか、何が正解なのか分かりません。
一番の問題は、「何を調べればいいのか」が分からないことです。
競合他社がいるのか、価格設定を見直すべきなのか、リピート率が悪いのか、何も分かりません。
しかし、「売上が上がらない原因は、競合他社の存在があるかもしれない」と、1歩踏み込んだ仮説を立ててみてください。
こうすることによって、何を調べれば良いのかが明らかになります。
そして、仮説が見えたら、今度はそれを言語化してみてください。
人は、言葉にしない限り概念をまとめることは出来ません。
なので、頭の中にあるフワフワした思いで留まらせるのではなく、しっかりと言語化することで自分がそのイシューに対してどのように考えているのかが明確になります。
言葉で表現する時は、以下のことを意識してみてください。
・主語と動詞を入れる
・WhyよりWhere、What、Howについて答える。(Whyには仮説がなく、何についてはっきりさせようとしているかが明確にならない。)
・比較表現を入れる。
「Aではなくて、むしろB」というように、理由を説明できるまで言語化する。
4.分析する
分析するために大切なことが2つあります。
①1次情報に触れる
1次情報とは、本人が実際に体験して手に入れた情報です。
お店に置いてあるアンケートなどは、お客さんの1次情報に触れるツールとなっています。
こうした誰のフィルターも通っていない情報を得る手段を探してみてください。
②基本情報を取り入れる
世の中の常識や基本となっている考え方はある程度取り入れてください。
③知りすぎない
意外かと思われるかもしれませんが、情報を分析する際には、「知りすぎない」ことを意識してください。
知りすぎてしまうと、自分ならではの視点が消えてしまいます。
そうなると、知恵が出なくなり、より深く問題を考え込んでしまったりして、答えが出しづらくなります。
5.答えを出す
この過程を経て一番やらなければいけないことは「答えを出す」ということです。
答えが出せないような課題も沢山ありますが、それはイシュー度の高い仕事とは言えません。
目に見えてわかるような結果が無いものは、たいてい無くても良い、やらなくても良いものばかりなのです。
・何を考えるのか
・どう考えるのか
この2つを意識してください。
そして、「この課題は誰の何の問題を解決しているのか」も重要なポイントです。
これらを意識した上で、やっと質の良い答えが出せます。
まとめ
イシュー度を考えられるようになると、「本当にやるべき事」と「やらないこと」が見極められるようになります。
もうイシュー度の低い、目的地の見えない活動はやめましょう。
仕事とは、「誰かの、何らかの問題解決をするためにあるもの」だと言えます。
その部分を理解していないと、「なんでこれをしているんだろう」と、意味を見い出せません。
是非「イシュー」という言葉を覚えて、量より質の仕事、課題解決をしてみてください。
あなたのライフスタイルが一変することでしょう。
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自己開示を習得しよう
「人ともっと信頼関係を築けるようになりたい」
誰でもこんな悩みや考えはあると思います。
しかし、この自己開示を意識的に使えるようになると、簡単に初対面の人から信頼関係を築くことが出来ます。
それでは今回は、「あなたは信頼出来る」、「あなたになら何でも話せる」と相手に思ってもらえるような話法、「自己開示」についてお伝えしていきたいと思います。
この記事の概要
1.自己開示とは
2.自己開示の効果
3.なぜ自己開示が有効なのか
4.自己開示のやり方
5.まとめ
1.自己開示とは
自己開示とは、自分に関するプライベートな話を相手に話すことです。
自分の生い立ちや趣味を話題にする、過去の失敗談や恋愛の相談を持ちかける、などがになります。
また、自分の考えや意志をありのまま話すことも自己開示の1種だと言えるでしょう。
2.自己開示の効果
自己開示は、信頼関係を築いたり、良い人間関係を築くのに欠かせないものです。
誰でも会話中には、無意識に自己開示を取り入れています。
個人的なことを伝える自己開示では、相手を信頼していることが前提になります。
そして、相手もその雰囲気を感じ取ります。(ノンバーバルコミュニケーション)
そのため、自己開示された人は、自分が尊重されていると感じ、自然と相手に親しみを覚えるのです。
その結果、「信頼されている」と相手は思ってくれます。
そうすると、相手も積極的に自分のことを話してくれるようになるのです。
自己開示をする→「信頼されている」と感じてくれる→「この人になら話してもいいかも」と思いプライベートを話してくれる
というような流れになります。
よって、自己開示の効果は「親しい人間関係の形成」なのです。
3.なぜ自己開示が有効なのか
この自己開示では、「返報性の原理」という、相手から受けた好意などにお返しをしたくなる人間の心理が働きます。
自己開示の場合、まず初めに自分のプライベートな内容を話すので、相手は「これだけ信頼して話してくれたから、自分もなにか話さないと悪いな」と思ってしまいます。
そして今度は、「自分はこんなに個人的なことを話しているから、この人のことを信頼している」という気持ちになっていくのです。
このように、人の心を操ってしまうような技術なので、自己開示は有効なのです。
4.自己開示のやり方
自己開示のやり方は、ただ自分のプライベートな内容を相手に打ち明ければ良いだけです。
しかし、これにもポイントがあります。
それは
「実は○○にだけ話すんだけど」
「これを言うのは○○が初めてなんだけど」
「これはみんなに内緒にして欲しいんだけど」
というように、話す相手を特別視するような言い方をしてみてください。
この方法はとても効果的で、こう言われると人はより重要感を感じ、より深く信頼関係が築けるようになります。
皆さんも内緒話をした経験はありませんか?
その時を思い出してみて欲しいのですが、「あなたにだけ話すね」と言われ、内緒話をされた時、あなたも同じようにプライベートな内容を打ち明けたりしませんでしたか?
また、内緒話の定番と言えば、やっぱり恋愛の話題ですよね。
好きな人を教えてもらった時、あなたもついつい言ってしまったことがあると思います。
これも情報開示を使った話の技術なのです。
まとめ
今回は、信頼関係を作る裏ワザとして「自己開示」という方法をお話しました。
自己開示は普段から無意識に行っています。
しかし、この方法を意識的に使えるようになれば、信頼関係を築くことにおいては最強になれるでしょう。
プライベートなことを話す。というのは、ハードルが高いことでもあります。
だからこそ、この知識を得たあなたが意図的に行える環境を作り出していくのです。
是非、「○○にだけは話すんだけど…」という話し方を使ってみてください。
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「心」を「亡くす」、「忙しい」
「忙しい」と言っている人を見かけるけど、なぜそんなに忙しいアピールをするのだろう…
こんな疑問を持ったことはありませんか?
今回は、「忙しい」とアピールしている人が何を考えているのかについてお話していこうと思います。
この記事の概要
1.忙しいアピールをする人の特徴
・時間に追われている
・心に余裕がない
・アドバイスを受けない
・優先順位が曖昧
2.なぜ忙しいアピールをしてしまうのか
3.忙しいアピールをする人への対処法
4.まとめ
1.忙しいアピールをする人の特徴
・時間に追われている
忙しいと言っている人は、時間管理がうまくできていない可能性があります。
1日の計画を立てることがまずできていません。
締め切りぎりぎりでしか動かなかったり、今やるべきことではない部分に力を入れて取り組んでいたりするのです。
そうすると、
やらなくても良いことをしてしまう→時間が無くなる→本当にやるべき事ができなくなる→切羽詰まって忙しくなる
こんな負のループに陥ってしまいます。
・心に余裕がない
心に余裕がないと、周りも見えず、自分の現状を把握することもできなくなってしまいます。
ただただ目の前にある課題をこなしたり、不安に思っていることを永遠と考え続けたりしてしまうのです。
しかし、忙しいと思い込んでる人はこの状態にも気づくことができません。
自分には時間が足りない。そう思っているので、自分を見つめなおす時間も確保できないと考えてしまうのです。
・アドバイスを受け入れない
忙しいアピールをしていれば、周りは気にかけて改善策やより良いやり方を提示してくれたりもするでしょう。
それでもなぜ忙しさは変わらないのか
それはその人が「アドバイスや助言を聞き入れる姿勢を持っていないから」なのです。
忙しいアピールをする人は「忙しくする」という目的でこの思い込みを作り上げている可能性があります。
無意識のうちに、忙しいほうがかっこいいとか、仕事がたくさんあると自分が価値のある人間だと思うことが出来ると考えている部分があるかもしれません。
そんな人は、アドバイスや助言を受けても耳を傾けません。
アドバイスをもらえなくなったら最後、「どうせ言っても聞かない」と思われて見放されてしまうでしょう。
・優先順位が曖昧
忙しいという人は、やらなくても良いことをやってしまっていたりします。
これは、「物事の優先順位をつけられていない」からです。
・今やるべきこと
・後回しできるもの
この2つを意識できていない可能性が高いのです。
2.なぜ忙しいアピールをしてしまうのか
忙しいアピールをする人は、「承認欲求が強く、自分の実力を認めてもらいたい」という心理があります。
確かに忙しくしている人の方が有能なイメージがあります。
しかし、本当に忙しい人は忙しいアピールなどしません。
忙しくならないような仕組みづくりをしているので、忙しいと感じることがあまりないのです。
また、「本当は自信がない」ことも挙げられます。
本当は自信がないけれど、周りには強く見せたい「かっこつけ」の人ができる人アピールをしてしまうのです。
3.忙しいアピールをする人への対処法
1番で挙げたように、忙しいアピールをする人は「本当は忙しくなく、時間管理が下手」だということがよくあります。
本当に忙しい人は黙々と処理することを優先するので、わざわざ他人にアピールをする必要がないことも理解しています。
アピールをしている人は、認めてもらいたくて話している可能性が高いので
「大変そうだね💦」とだけ返しておきましょう。
ぐうたらしていることが分かった時に「あれ?忙しいんじゃないの?」と返すことも相手にはダメージを与えられるとは思いますが、おすすめはしません。笑
相手が満足すれば機嫌が良くなってその場を丸く収めることができるので、なんとなく肯定してみてください。
4.まとめ
忙しいとは、「心」を「亡」くす と書きます。
忙しいと思い込んでいると、時間や仕事に追われて本当に目指すべき目標を見失うかもしれません。
心を亡くしてしまっては、人生も楽しくなくなってしまいます。
忙しくなってしまわないように、「1日のタイムスケジュールを立てる」ことをおすすめします。
習慣ができると、本当に忙しくなった時でも自然と対応できるようになるでしょう。
「忙しい」という言葉は誰に対しても良い影響を及ぼしません。
「この人は自分のキャパシティも理解できていないような人なんだ」と思われる可能性もあります。
忙しいと感じてしまった時は、一旦立ち止まることも大切です。
また、忙しいと頻繁に言う人からは逃げてください。
あなたの価値観まで変わってしまう恐れがあります。
忙しくしてしまわないように、気を付けていきたいですね。
あなたも必ず陥っている!【心理バイアス】
皆さん、「心理バイアス」という言葉を知っていますか?
心理バイアスとは、「無意識に人間が陥ってしまいやすい、偏った見方」のことを言います。
バイアスを知っていくと、無意識にとっていた対応や考え方が心理学として確立されていたものだと知ることが出来ます。
今回はそんな、気づかないうちに陥ってしまっている考え方やバイアスについてお話ししていきます。
この記事の概要
1.損失回避バイアス
2.自己奉仕バイアス
3.対応バイアス
4.確証バイアス
5.まとめ
1.損失回避バイアス
これは、「利得の喜びよりも損失の痛みの方が感じやすい」ということです。
簡単にすると、「得る喜びよりも失う恐怖の方が大きい」と感じてしまいます。
ここで1つ例えを出すのですが、「今のパートナーとはもう別れたいけど、なかなか分かれる勇気が持てない…」という事例を耳にしたことはありませんか?
これはまさに損失回避バイアスがかかっている可能性があります。
今の現状に不満を抱えながらも、パートナーを失ってしまう損失の痛みの方が恐いと感じてしまっているのです。
失敗を極度に恐れてしまうのもこのせいです。
失敗して、他者に嫌われてしまうのが恐いと思ってしまいます。
しかし、この思い込みを知ると「こんなにつらく思えてしまうけど、これはただの思い込みでしかない」と自分を説得できるようになります。
「損失回避バイアス」があることをぜひ覚えておいてください。
2.自己奉仕バイアス
これは、「成功したときは自分自身の能力によるものだと考えるが、失敗した時には自分ではどうしようもない外的要因によるものだと思い込む考え方」です。
例えばテストの点数が悪かった時は
「この問題を作った先生が悪い」
と、自分以外の外的なものに原因を押し付けてしまいがちになります。
しかし、逆にテストの点数が良いと
「自分は天才だ」「あれだけ努力したからだ」
と、良い結果を出せたのは自分の能力にあると思い込むようになります。
成功体験を作ることにもつながるので、悪い思い込みではありません。
しかし、この考え方が行き過ぎてしまうと、自分に都合の良い解釈しかできなくなります。
「やらない」のは時間がないから
「仕事のミス」は多くの仕事を渡してきた上司のせい
このような考え方の習慣がついてしまう恐れがあるので、物事を俯瞰して考えられるように意識しましょう。
3.対応バイアス
これは、「他者の行動はその人の性格や個性によって決まり、状況的な影響は無視する。一方で、自分自身の行動に対しては周囲の状況や環境によって決まり、自分の性格や個性を無視する」という考え方です。
少し難しく見えてしまうので、分かりやすくするために例を挙げてみます。
「彼のテストの点数が悪いのは、彼がしっかり勉強しなかったからだ」
「私のテストの点数が悪いのは、クラスが騒がしく、集中できる環境がなかったからだ」
この2つの考え方の違いをお分かりいただけましたか?
前者では、「彼自身が悪い」という考え方をしているのにも関わらず、後者では「周りの環境」のせいにしてしまっています。
これは自己奉仕バイアスの考え方ともつながっていきますね。
人が失敗したときにはその人自身のせいにしてしまいますが、自分が失敗したときには自己奉仕バイアスという考え方をするために外的要因のせいにしてしまいます。
日常の中でもこの考えの偏りは出やすいものなので、この事実に気付けるようになりたいですね。
4.確証バイアス
これは、「人は物事を吟味するとき、自分の考えを肯定するような情報ばかりを集め、否定するような情報は軽視したり、無視したりする傾向を持っている」という考え方です。
自分に都合の良い情報ばかりを集めてしまうので、当然ながら視野は狭くなっていきます。
もう買ってしまった商品のレビューを見るときに、良いレビューばかり見てはいませんか?
また、「振り込め詐欺」でも確証バイアスが利用されています。
子供が事故にあったと聞かされ一度お金を払ってしまうと、その事実が本当だと信じたいがために騙されていない証拠ばかりを探してしまい、おかしな点は無視してしまいます。
これが、振り込め詐欺に合ってしまっても気づくことが出来ない原因となっているのです。
自分にとって良い情報を集めたくなる気持ちはわかりますが、本当に大切な情報は取りこぼしてしまっているかもしれません。
それらの情報も集めることが出来ないと、考え方はどんどん凝り固まっていくでしょう。
考えや意見が偏ってしまわないように、確証バイアスを理解することで様々な意見を取り入れられるようにしていきたいですね。
5.まとめ
今回は知らず知らずのうちに陥っている心理バイアスについてお話ししました。
当たり前のように行っていた行動でも、このように心理的な観点から言語化することが出来るのです。
考え方の偏りを知ると、これから意識して防ぐことが出来ます。
今回ご紹介した4つの他にも、まだまだ沢山のバイアスがあるので、よければ調べてみてくださいね♪
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変化に対応する力【柔軟さ】
私は常々「柔軟な人間でありたい」と思っています。
それは、「柔軟」でないと、変化に対応する力を身につけることが難しいと考えているからです。
人は歳を重ねるにつれて、過去の成功体験から得られた知識・経験に頼り、考え方ややり方等が固執しがちになる傾向にあります。
そして、選択肢の幅が狭くなり、自分を変えられなくなるのです。
自分を変えられないということは、時代や環境の変化を受け入れられていないということ。
だから私は、変化を受け入れ、自分を変えることができる「柔軟さ」を持ち合わせていたいと思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はその「柔軟さ」について、「どうすれば柔軟さを手に入れることが出来るのか」についてお話したいと思います。
まず、柔軟性がある人の特徴として
・視野を広げるために、いつもとは違う場所に行ったり、違うアクションをする
・新しい趣味を見つけ、躊躇せずチャレンジする
・色々な種類の本を読んで、様々な人の意見を知る
が挙げられます。
これを簡単にまとめると「好奇心旺盛な人になる」と言い換えることができます。
では、具体的にどうすれば柔軟さを手に入れることが出来るのか。
今回は、私から2つオススメしたいと思います。
1.人の意見や考えを否定せず、まずは肯定する
2.イエスマンになる
この2つについて説明していきます。
まず1つ目の「人の意見や考えを否定せず、まずは肯定する」についてです。
人は、自分とは違うものや新しいものに拒否反応を示してしまいます。
しかし、「そのようなアイデアもある」、「そのような考え方もある」とまずは一旦受け止めてみましょう。
この「1度受け止める」ことが大切です。
まずは否定から入ってしまうと、相手の話を全て理解する前に拒否反応が出てしまいます。
そうなると、違う意見を取り入れることが出来ず、頑固な人になりかねません。
他から学び、学んだ良い点に自分のオリジナリティを追加して新たな意見に変化させられることが出来ると良いなと思います。
続いて2つ目の「イエスマンになる」です。
私は、人生における全ての選択肢に「Yes」と答えていく「イエスマン」という映画を見ました。
これは今でも使える方法で
「スポーツしよう」
「いいよ!」
「一緒にご飯食べよう」
「いいよ!」
と、今まで断っていた物に手を出してみるという変化を自分に与えることができます。
これは、柔軟さを取り入れるにはとても良い方法だと感じました。
ですが、さすがに全ての物事にイエスとは答えられないですよね。
そこで私は「基本はイエスと言う。しかし、メリットデメリットを計算した時にデメリットの方が多いのであれば断る」という方法をとっています。
仕事のやり方や考え方には、「どうしてもこれだけは譲れない」というものも存在すると思います。
そういうものに関しては、無理に柔軟さを求める必要は無いとも思います。
しかし、新しい物や今までやってこなかったことに触れるというのはとても良い経験になります。
様々なことに興味を持つと、人脈も視野も広がるでしょう。
柔軟さを身につけるには、自分と異なる意見や考え方を持った人と出会うチャンスを増やす。
というのが1番だと思います。
そして、その意見や考え方を否定せず、1度は受け止めてみてください。
新しいものに触れて得られた成功体験があれば、きっとその成功体験は柔軟な人へと導いてくれることでしょう。
これからの変化に対応出来る力を、一緒に身につけていきましょう(* ॑꒳ ॑* )
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【感情のお薬】メタ認知能力
よく分からないけどムシャクシャする…
なんだかイライラしてしまう…
こんなことはありませんか?
理由はわからないけどイライラする。
悩みがわからない。
など、言語化できない悩みがあるときに「メタ認知力」を高めていると、その悩みを解消できるようになります。
今回はそんな感情のお薬とも言える「メタ認知力」について詳しくお話ししていきたいと思います。
この記事の概要
1.メタ認知力とは
2.メタ認知力を高める方法
3.メタ認知力を高めるメリット
4.メタ認知力を使った具体例
5.まとめ
1.メタ認知力とは
メタ認知力とは、自分を客観視する能力のことを指します。
自分を客観視するというのは、自分が「いつ、どんな状況で、どんな感情になっているか」を認知するということです。
2.メタ認知力を高める方法
メタ認知力を高めるには、他人に対してイライラしてしまったり、不安を覚えたり、マイナスな環境になった時がチャンスです。
この記事を読んだ方は、この感情になれた時がボーナスタイムだと思ってください。
そしてここで、「自分は何に対して感情的になっているんだろう?」
と、自己分析してみましょう。
メモに殴り書きでもいいです。
とにかく、思ったことやひらめいたことを全て吐き出してみてください。
こうすると、自分が何に対して感情的になってしまったかを認知できるようになります。
相手の話し方、態度、声の大きさ、返事の仕方など、感情的になってしまう原因は人それぞれちがいます。
感情を認知することを意識的に繰り返していると、感情のブレが起こった時に言語化できるようになり、その現状を認知できるようになります。
そうすると、ざわついた気持ちをすぐに落ち着かせることができるのです。
3.メタ認知力を高めるメリット
メタ認知力が上がれば、自分を冷静に客観視することができ、感情のコントロールがしやすくなります。
それにより問題解決能力が引き上げられたり、対人関係での衝突を防ぐことも可能です。
また、自分を客観視できるようになると、次は人の感情も俯瞰して見ることが出来るようになります。
あなたに感情をぶつけてくる人は周りにいませんか?
そういった人はメタ認知力が低く、自分の感情を理解できていません。
または、本当に意図的に「わざとイライラさせてやろう」と仕組んでいるかのどちらかです。
メタ認知力が高まれば、自分を客観視することで問題においての現状をうまく把握することができ、問題解決能力が高まります。
また、他人の感情も俯瞰して読み取ることが出来るのです。
4.メタ認知力を使った具体例
バカにされたり、上から目線で物事を伝えられるとイライラしてしまいますよね。
あなたをバカにしてきたりする人は、無意識のうちに「イライラさせたい、ムカつかせたい」と思って行動している可能性があります。
仕組んでいるのではなく、「なんとなくこれを言えばイライラするだろうな」の程度で行動しています。
ここまで理解できるようになると、人間関係がかなり楽になります。
「あぁ、この人は今こういう思考であんな行動をとってしまっているんだろうな」と、相手の感情を俯瞰して考えられるようになるため、
あなたはイライラすることもなく「あの人は自分の感情をコントロールできないんだなぁ」と、この程度の考えで終えることができます。
5.まとめ
今回は「メタ認知力」についてお話ししました。
メタ認知力を高めると、感情のお薬としてとても良い役割を持ってくれます。
どうしようもなくイライラしてしまった時、思考の整理も含めて「吐き出してみる」という行動があなたを助けてくれます。
言語化し、自分を客観視してみてください。
そうして、課題や問題を適切に対処できるようにしていきましょう。
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