自己開示を習得しよう
「人ともっと信頼関係を築けるようになりたい」
誰でもこんな悩みや考えはあると思います。
しかし、この自己開示を意識的に使えるようになると、簡単に初対面の人から信頼関係を築くことが出来ます。
それでは今回は、「あなたは信頼出来る」、「あなたになら何でも話せる」と相手に思ってもらえるような話法、「自己開示」についてお伝えしていきたいと思います。
この記事の概要
1.自己開示とは
2.自己開示の効果
3.なぜ自己開示が有効なのか
4.自己開示のやり方
5.まとめ
1.自己開示とは
自己開示とは、自分に関するプライベートな話を相手に話すことです。
自分の生い立ちや趣味を話題にする、過去の失敗談や恋愛の相談を持ちかける、などがになります。
また、自分の考えや意志をありのまま話すことも自己開示の1種だと言えるでしょう。
2.自己開示の効果
自己開示は、信頼関係を築いたり、良い人間関係を築くのに欠かせないものです。
誰でも会話中には、無意識に自己開示を取り入れています。
個人的なことを伝える自己開示では、相手を信頼していることが前提になります。
そして、相手もその雰囲気を感じ取ります。(ノンバーバルコミュニケーション)
そのため、自己開示された人は、自分が尊重されていると感じ、自然と相手に親しみを覚えるのです。
その結果、「信頼されている」と相手は思ってくれます。
そうすると、相手も積極的に自分のことを話してくれるようになるのです。
自己開示をする→「信頼されている」と感じてくれる→「この人になら話してもいいかも」と思いプライベートを話してくれる
というような流れになります。
よって、自己開示の効果は「親しい人間関係の形成」なのです。
3.なぜ自己開示が有効なのか
この自己開示では、「返報性の原理」という、相手から受けた好意などにお返しをしたくなる人間の心理が働きます。
自己開示の場合、まず初めに自分のプライベートな内容を話すので、相手は「これだけ信頼して話してくれたから、自分もなにか話さないと悪いな」と思ってしまいます。
そして今度は、「自分はこんなに個人的なことを話しているから、この人のことを信頼している」という気持ちになっていくのです。
このように、人の心を操ってしまうような技術なので、自己開示は有効なのです。
4.自己開示のやり方
自己開示のやり方は、ただ自分のプライベートな内容を相手に打ち明ければ良いだけです。
しかし、これにもポイントがあります。
それは
「実は○○にだけ話すんだけど」
「これを言うのは○○が初めてなんだけど」
「これはみんなに内緒にして欲しいんだけど」
というように、話す相手を特別視するような言い方をしてみてください。
この方法はとても効果的で、こう言われると人はより重要感を感じ、より深く信頼関係が築けるようになります。
皆さんも内緒話をした経験はありませんか?
その時を思い出してみて欲しいのですが、「あなたにだけ話すね」と言われ、内緒話をされた時、あなたも同じようにプライベートな内容を打ち明けたりしませんでしたか?
また、内緒話の定番と言えば、やっぱり恋愛の話題ですよね。
好きな人を教えてもらった時、あなたもついつい言ってしまったことがあると思います。
これも情報開示を使った話の技術なのです。
まとめ
今回は、信頼関係を作る裏ワザとして「自己開示」という方法をお話しました。
自己開示は普段から無意識に行っています。
しかし、この方法を意識的に使えるようになれば、信頼関係を築くことにおいては最強になれるでしょう。
プライベートなことを話す。というのは、ハードルが高いことでもあります。
だからこそ、この知識を得たあなたが意図的に行える環境を作り出していくのです。
是非、「○○にだけは話すんだけど…」という話し方を使ってみてください。
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