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良い焦り、悪い焦り

誰でも、焦ってしまうことってありますよね?

 

焦りとは、「良い焦り」と「悪い焦り」があると考えています。

 

では、良い焦り、悪い焦りとは何なのか。

また、焦りへの対処法について今回は書いていきたいと思います。

 

まず、「良い焦り」から説明していきます。

良い焦りとは、自分のパフォーマンスを向上させてくれるようなことを指します。

 

分かりやすくするために、2つ例を挙げてみます。

 

学生時代、テスト週間で全然勉強しなかった。

焦って前日の一夜漬けで勉強していると、一気に集中力が上がったように暗記できる。

そんな経験や、話を聞いたことはありませんか?

 

もう1つの例では

 

朝、寝坊してしまった。

あと5分で家を出ないと間に合わない。

それでも、朝の身支度を急いで済ませればなんとか間に合った。

 

こんな経験はありませんか?

 

焦りがあるために、いつもよりもパフォーマンスが向上した。

 

これが、「良い焦り」だと思います。

 

「焦りがあるから頑張れる」ということも、生活の中にはあります。

 

この良い焦りを日常で起こすには、「ちょっと無理そうな目標」を立ててみてください。

簡単に達成できるようなものではなく、1ランク上の目標を立てることで焦りが生まれ、頑張らないと達成出来ないためにいつもよりも力を発揮できます。

 

では、続いての「悪い焦り」についてお話します。

 

「人と比較して自己嫌悪に陥り、それによって焦りが生じ、本当にやるべき事を見失う」ことだと思います。

 

そして、一度焦りだすと、そのことが頭からなかなか離れなくなり、すべてを悪い方向に考え、周囲の人や物にあたり、パニックになってしまう可能性もあります。

 

「あの人の方が結果を出している」

「自分は何も出来ていない」

「あの人には勝たないと」

 

など、こうした焦りからいつの間にか

目的が「自分のやりたいこと」から「相手に勝つこと」に変わってしまいます。

 

「相手に勝つこと」に変わってしまうと、余計な焦りが生じ、普段なら考えられていた物事でさえ思考な停止し、「とりあえず何かを頑張ってみる」という、より結果に遠ざかるような行動を取ってしまうかもしれません。

 

頑張ることは悪いことではありませんが、頑張る方向が違うとまた焦りが加算され、心身ともに疲弊していきます。

 

では、こうした悪い焦りはどう対処するのか、続いてはその考え方についてお話したいと思います。

 

まずは「自分は今焦っているんだ」と自覚することから始めてみてください。

 

焦ってしまっているときは、ほかのことを考えたり、運動したり、とにかく身体を動かして頑張ってみたりして、焦りを紛らわせる行動を取ってしまいます。

 

しかし、焦りという感情は気を紛らわせても消えてなくなることはなく、自分が知らないところに蓄積されていきます。

 

いつもより調子がおかしかったり、やたら人にイライラしてしまったり、いつもより自分を追い込んでしまっている時は、焦っていないかを疑うようにしましょう。

 

他人の結果や行動に惑わされることなく、今自分が出来ることを全力でやれば良いのです。

 

『時間は誰にでも平等にある』

 

私からはこの言葉を皆さんにお伝えしたいと思います。

 

焦っても焦らなくても、時間は平等に流れていきます。

 

ただ、焦っている時は「自分の心の針」だけが早く進んでいるのです。

 

だから時間が短く感じ、どんどん焦りが蓄積されていきます。

 

そうならないために、細かいスケジュールを立ててみてください。

時間を有効に使えば、案外焦らなくてもいいような事もあります。

 

全部するのではなく、優先順位をつけて、最前を尽くせるような環境を作ってみましょう。

 

これを読んでくださった皆さんなら、きっと大丈夫だと思います。

これから困難に直面し、思わず焦ってしまうようなことが起きても「焦っている自分」を自覚し、「時間は平等にあるから大丈夫だ」と、落ち着くことを大切にしてみてください。

 

あなただけの時間が早まることは絶対にありません。

 

落ち着いて1歩を踏み出すことが出来れば、きっと上手くいきます。

 

良い焦りを作り出し、悪い焦りは上手く対処出来るように心掛けていきましょう☘

 

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